東京で積雪1cm
道路に積もりにくく大雪による混乱なし

関東の南海上を通過する低気圧の北側に広がる活発な雲が、午後になって東京や神奈川など関東南部に広がってきました。降水が強まった影響で地上付近の気温が下がり、東京都心では15時以降、0℃台まで低下。東京のアメダスでは18時に積雪1cmを観測しています。

ウェザーニュースアプリ利用者に積雪状況を調査した所、15時を過ぎた頃から「芝生にうっすら」や「道路にうっすら」の回答が届いているものの、「道路にしっかり」という回答はほとんどありません。

地上付近の気温は低いものの、上空500～800ｍ付近の冷気の流入が弱い影響もあって水分の多い湿った雪になっており、主要道路などには積もりにくい状況です。東京都心周辺では道路や電車への大きな影響にはならず、限定的になるとみられます。

今夜遅くにかけては雪の強まりやすい状況が続き、東京23区西部や多摩地方など内陸部では夜間帯に道路に積もるリスクが残っています。雪がやんだ後、明日11日(金)の朝にかけては0℃前後まで気温が下がる予想です。

場所によっては朝になって雪が残っていたり、凍結している可能性があります。外出の予定がある場合は念のため早めに準備をして、周囲の状況をご確認ください。
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