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週間天気 週後半は東京で大雪の可能性、交通機関にも影響か

2022/02/08 08:36 ウェザーニュース

■この先1週間のポイント■
・10日(木)は東京で大雪のおそれ
・三連休も広範囲で雨や雪
・暦は春でも平年より寒い日が続く

週後半に「南岸低気圧」の通過が予想され、東京など関東平野部で大雪のおそれがあります。次の週末の三連休中も天気の崩れる可能性があります。

10日(木)は東京で大雪のおそれ

気圧配置・降水量の予想
明日9日(水)から10日(木)頃にかけて、低気圧が発達しながら本州の南海上を進む見込みです。いわゆる「南岸低気圧」と呼ばれるパターンで、太平洋側の地域で雪になりやすい気圧配置です。

今回も関東など東日本の太平洋側で雪や雨が予想され、10日(木)は一日を通して雪や雨が降り、11日(金)の朝まで続く予想です。気温が低くなったり降水量が増えた場合は積雪が多くなり、東京都心は1月6日以上の大雪になってもおかしくありません。道路や鉄道など交通機関について、三連休初日にかけて影響が出る可能性もあります。

現時点では予測の幅が大きくあまり積もらないケースもあり得ますが、微妙な状況変化で影響が大きく変わるため、当日にかけて随時最新情報を確認するようにしてください。
>>雪に関する詳細解説〔会員メニュー〕

三連休も広範囲で雨や雪

三連休初日の11日(金)建国記念の日には南岸低気圧は離れていきます。ただ、関東沿岸部に形成されるシアの影響で、昼過ぎまでは関東南部で雪や雨の降る可能性があります。

その後は再び関東の南岸を低気圧が通過するという予想もあり、広範囲で雨や雪が降り、天気が崩れる可能性があります。ただ、今のところはまだ予測の幅が大きいため、随時新しい天気予報をご確認ください。
>>10日先までの天気・気温

暦は春でも平年より寒い日が続く

立春を過ぎて暦の上では春になったとはいえ、気温は平年よりも低い日が続きます。例年であれば2月には寒さの和らぐ日も出てきますが、三連休にかけては寒い状況が続きそうです。

南岸低気圧の影響で昼間の気温も上がらない状況が予想されます。体調管理に十分注意してください。
>>詳しい天気・気温の予想をアプリで見る