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東京で積雪10cmのおそれ 今週後半は南岸低気圧の大雪に警戒

2022/02/07 16:38 ウェザーニュース

今週後半の9日(水)から10日(木)にかけて、日本の南海上を低気圧が東に進みます。

これは関東に大雪をもたらす南岸低気圧のパターンで、東京都心を含み関東は広く大雪のおそれがあります。

朝から雪、都心で10cm積雪も

南岸低気圧本体は日本列島から少し離れて通過する見込みで、西日本には強い降水はそれほどかからない見込みです。

しかし、低気圧の北側にも雲の発達が予想されており、関東はこの雲の影響で降水域が広がる見込みです。

また、関東の平地で雪の降る目安とされる上空約1500mで−3℃以下の寒気は南関東まで南下するため、関東では10日(木)は朝から雪が降る予想となっています。

箱根や奥多摩、秩父などの山沿いでは20cm前後の積雪の可能性があり、東京都心など平野部でも10cm近く積もるおそれがあるため、早めの対策が必要です。

三連休初日まで雪の残る可能性も

11日(金)には低気圧が離れる予想ですが、通過後も天気の回復が遅れ、降水時間が長くなる見込みです。

雪は11日(金)朝まで残る可能性があり、道路や鉄道への影響が長引くことも考えられます。

三連休初日に移動を予定している方はこまめに最新の情報をご確認ください。
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