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北陸や近畿、東海で積雪増加 岐阜・関ケ原は統計開始以来1位の87cm

2022/02/06 16:28 ウェザーニュース

今日6日(日)午後も北陸から近畿、東海にかけて局地的に強い雪が降っていて、記録的な積雪になった所があります。今夜にかけては引き続き大雪に警戒が必要です。

平野部も積雪が増加

JPCZ(日本海寒帯気団収束帯)に伴う活発な雪雲が次々に通過し、北陸や近畿北部、東海西部で断続的に強い雪が降っています。

16時の積雪は岐阜県関ケ原町で87cmを観測。1997年の統計開始以来1位の記録を更新しました。また、滋賀県米原市で82cm、石川県金沢市で32cm、新潟県上越市・高田で112cmなど、平野部でも積雪が増加しています。

16時20分時点で岐阜県美濃地方、滋賀県北部に大雪警報が発表中で、今夜にかけて強い雪が続く見込みです。
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明日7日(月)になると上空の強い寒気は東に抜けて、ようやく冬型の気圧配置は弱まっていきます。大雪の峠は越えますが、ここ数日で積雪が大幅に増えていますので、除雪作業を行う場合は事故のないよう細心の注意を払ってください。山間部では雪崩の危険性が高まっていますので警戒が必要です。
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参考資料など

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
阿耨達池さん