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南岸低気圧が来週中頃に通過 進路次第で関東などは雪に

2022/02/05 15:50 ウェザーニュース

来週の9日(水)から10日(木)にかけて、南岸低気圧が予想されています。進路によっては関東など太平洋側で雪となる可能性がありますので、今後の情報に注意が必要です。

予想される降水量に大きな幅

週明けに東シナ海で低気圧が発生。9日(水)に西日本の沖合を東進し、10日(木)に関東沖を通過する予想となっています。低気圧が通過するタイミングでも上空には寒気が残り、10日(木)の朝で関東の広い範囲が雪の降る目安の、上空1500m付近で-3℃前後の寒気に覆われる見込みです。

低気圧に伴う発達した雲がどこまで広がるかによって、雪や雨の範囲が変わってきます。現時点では低気圧の進路に不確実性が大きく、関東で予想される24時間雨量は少ない場合で10mm前後、多い場合は40mm前後となっています。雪になるか雨になるかが微妙な上、その量にも幅がある状況です。

雪で降った場合は気温の低い内陸部を中心に大雪の可能性があり、東京都心周辺で積もるほどになってもおかしくありません。
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西日本や東海も山沿いで雪の可能性

10日(木)の天気と気温
西日本は9日(水)から10日(木)にかけて太平洋側を中心に雨の降る所が多い予想となっています。気温の低い内陸部や山沿いでは雪に変わって、積もる所もある見込みです。

南岸低気圧による雪は低気圧の進路や寒気の強さなどが少し変わるだけで、降る量に大きな違いが出ますので、最新の情報をこまめに確認するようにしてください。
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