JPCZによる活発な雪雲が次々通過
日本列島の上空に強い寒気が流れ込んでいて、北海道から九州にかけて日本海側の広い範囲で雪が降っています。JPCZ(日本海寒帯気団収束帯)と呼ばれる発達した列状の雲が形成され、この雲が通過している北陸や長野県北部などは強い雪です。
11時までの6時間に、新潟県妙高市・関山で34cm、新潟県湯沢町で29cm、長野県野沢温泉村で36cmを観測するなど、短時間に積雪が大幅に増えています。野沢温泉村の積雪は207cmと7年ぶりに2mに達しました。
JPCZの雲は東海地方まで拡大しており、11時現在で長野県、岐阜県、福井県、滋賀県に大雪警報が発表中です。雪の影響で東海道新幹線には遅れが発生しています。
» 最新の雨雲・雪雲レーダー
11時までの6時間に、新潟県妙高市・関山で34cm、新潟県湯沢町で29cm、長野県野沢温泉村で36cmを観測するなど、短時間に積雪が大幅に増えています。野沢温泉村の積雪は207cmと7年ぶりに2mに達しました。
JPCZの雲は東海地方まで拡大しており、11時現在で長野県、岐阜県、福井県、滋賀県に大雪警報が発表中です。雪の影響で東海道新幹線には遅れが発生しています。
» 最新の雨雲・雪雲レーダー
明日にかけてさらに1m前後の積雪も
これから明日6日(日)にかけてもJPCZに伴う発達した雪雲は北陸周辺にかかりやすい状況が続く見込みです。明日夜までの積雪の増加量は、北陸や岐阜県、長野県北部の山沿いで50cm以上に達し、新潟県中越では1m前後が予想されます。
すでに雪が増えている所にこれだけの雪が積もることで、山間部では雪崩、市街地では屋根からの落雪の危険性が増します。また、除雪が追いつかない懸念もあり、立ち往生など大規模な交通障害が発生するおそれもあります。
雪が強い間の移動はできるだけ避け、周辺の除雪を行う場合は事故防止に細心の注意を払ってください。
» このあとの積雪予想を確認(会員限定)
すでに雪が増えている所にこれだけの雪が積もることで、山間部では雪崩、市街地では屋根からの落雪の危険性が増します。また、除雪が追いつかない懸念もあり、立ち往生など大規模な交通障害が発生するおそれもあります。
雪が強い間の移動はできるだけ避け、周辺の除雪を行う場合は事故防止に細心の注意を払ってください。
» このあとの積雪予想を確認(会員限定)
参考資料など
写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
永遠の農耕絶食者さん
永遠の農耕絶食者さん