北陸で雪強まる　愛知県内や岐阜、滋賀でも大雪に

日本海にはJPCZ(日本海寒帯気団収束帯)に伴う帯状に連なる雪雲が現れていて、その一部が北陸地方にかかっています。この影響で雪の降り方が強まっていて、6時間で20〜30cm程度の降雪が観測されています。福井、滋賀、岐阜、愛知、長野、福島の各県の一部には大雪警報が発表中です。

大気の状態が不安定ですので、強い雪に加えて霰(あられ)や落雷、突風などのおそれもあります。
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北陸では明日6日(日)にかけて強い雪が断続的に降るおそれがあります。山沿いの多い所では6日(日)夜までに50～80cmの積雪増加が見込まれ、大雪による立ち往生などの交通障害や雪崩に警戒が必要です。

山沿いだけでなく市街地でも雪が強まり、金沢市などは今冬一番の大雪となる可能性もあります。融雪装置がない道路では路面状況が悪化しやすく、外出の予定がある場合は普段より時間に余裕を持つようにしてください。

日本海側から流れ込む雪雲は滋賀県、岐阜県、愛知県などにかかりやすい状況が続きます。今日午後に一旦小康状態になっても、再び明日にかけて雪雲が通過しやすくなる見通しです。名古屋市などでも屋根や道路脇などに雪の積もる可能性があります。

雪の降っているところでは、冬用タイヤやチェーンなどの装備が必要です。東海道新幹線にも遅れが生じる可能性があるため、気象情報に加えて運行情報の確認も行うようにしてください。
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