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青森市は9年ぶりの130cm超の積雪 週末は広範囲で大雪に警戒

2022/02/04 09:53 ウェザーニュース

暦の上では春を迎える立春の今日4日(金)も日本海側の広い範囲で雪が降っています。青森市では積雪が130cmを超えて9年ぶりの多さとなりました。今夜以降は北陸を中心に強い雪が降りやすく、週末にかけて大雪に警戒が必要です。

午後は北陸で雪が強まる予想

青森市の積雪は今日9時までの12時間で17cm増えて、139cmを観測しました。青森市で130cm以上の雪が積もるのは、2013年2月26日以来9年ぶりです。

北海道から東北の日本海側、北陸などには所々に活発な雪雲が見られ、1時間に5cm前後の強い雪の降っている所があります。

午後は日本海でJPCZ(日本海寒帯気団収束帯)が形成され、北陸や東北南部に活発な雪雲が流れ込みやすくなる予想です。特に夕方以降は短時間の強い雪や霰(あられ)、落雷、突風などに注意をしてください。
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6日(日)にかけて積雪急増に警戒

6日(日)夜までの予想積雪増加量
明日5日(土)には大雪の目安となる上空1500m付近で-12℃以下の寒気が山陰付近まで南下、強い冬型の気圧配置が続く予想となっています。西日本に流れ込む寒気としては、昨年末に匹敵する強さです。

日本海側の広い範囲で大雪となり、6日(日)夜までに予想される積雪の増加量は北陸の多い所で1m近くに達する見込みです。近畿北部や山陰など西日本の日本海側も雪がまとまって、30cm前後の積雪が予想されます。

大雪による立ち往生などの交通障害や、市街地では屋根からの落雪、山間部では雪崩に警戒をしてください。

名古屋なども雪の積もる可能性

5日(土)昼の雪・雨の予想
強い寒気が南下するため日本海で発生した雪雲の一部は太平洋側まで広がる見込みです。

特に濃尾平野は広い範囲で雪が降りやすく、雪雲の強さによっては名古屋市内でも積雪の可能性があります。岐阜市など内陸部では道路に積もるほどの雪となりますので、週末の車の移動は市街地でも冬用タイヤやチェーンなどの装備が必要です。

また、近畿も北部だけでなく京都市を含む京都府南部や滋賀県南部でも本格的な雪が予想されます。路面状況の悪化には十分に注意をしてください。
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参考資料など

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
ゆうさん