facebook line twitter mail

関東などで朝焼けの空に輝くサンピラーが出現

2022/02/04 08:04 ウェザーニュース

立春を迎えた今日4日(金)は、関東の太平洋側では雲が多いものの、昇る太陽から上下に光の帯が伸びる様子が見られています。

これはサンピラーまたは太陽柱と呼ばれ、日の出や日の入りの時、太陽から垂直に炎のような光芒が見られる現象です。氷の粒で構成された上空の薄い雲が広がったことで現れました。

サンピラーの仕組み

サンピラーの仕組み
サンピラーは空気中に浮かぶ六角形の板状の氷の結晶に太陽の光が反射することで見られますが、氷の結晶の向きが揃っている事が条件になります。

空気がよく冷えていて、上空の風が弱い時に空気中の氷の結晶が豊富で向きも揃いやすく、サンピラーが見られることがあります。光の柱のように見えることから「太陽柱」とも呼ばれることがあります。

今日は、次第に日差しが届く見込みですが、夕方になると再び雲が広がりやすくなる予想です。
» ピンポイント天気予報

参考資料など

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
あいさん