上空5000m付近に－39℃以下の強い寒気を伴った低気圧が日本海を進んでいます。周辺は大気の状態が非常に不安定で雨雲や雪雲が発達、北陸から近畿、中国・四国にかけて雨や雪を降らせていて、雷を伴っている所もあります。

雨雲や雪雲の通過に伴って風も強まり、15時30分までの最大瞬間風速は石川県金沢市で19.6m/s、島根県松江市で19.3m/sを観測しました。これから夜にかけては雨や雪に加え、落雷や突風、霰(あられ)、雹(ひょう)などに注意が必要です。
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北陸や東海、関東甲信の山沿いなどは、これから明日2日(水)の早朝にかけて湿った雪の降る見込みです。局地的には1時間に5～10cmの激しい雪の降るおそれがあります。

短い時間で急速に路面状況が悪化するため、夜間に標高の高い道路を走行する場合は、冬用タイヤの装着はもちろんのこと、スタックした時のための対策も必要です。

明日朝は除雪が必要な所が増えますので、外出する場合は少し早めに準備をするようにしてください。
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