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立春を過ぎてから強烈な寒波 週末は広い範囲で大雪に警戒

2022/01/31 17:29 ウェザーニュース

日本付近はしばらく寒気の流れ込みやすい状況が続く予想です。特に2月4日(金)の立春を過ぎた後、5日(土)頃から寒波が襲来し、日本海側は大雪のおそれがあります。

週末に寒波が襲来か

5日(土)は平地で雪になる目安の上空1500m付近で-6℃以下の寒気が、日本列島の大部分を覆います。さらに強い-12℃以下の寒気も北陸付近まで南下し、日本海側の広い範囲で雪が降る見込みです。

特にJPCZ(日本海寒帯気団収束帯)と呼ばれる活発な雲のラインが形成される北陸を中心に大雪が予想されます。寒気が強いため雪雲は近畿や東海など太平洋側にも拡大。関東でもシアーライン(風の流れが変化する境界で雲が発生しやすい)の影響で、雪の降る可能性があります。今後の情報に注意が必要です。

低温に関する早期天候情報が発表

低温に関する早期天候情報
強い寒気の影響は週末だけではなく、来週にかけて続く見込みです。気象庁は平均気温が平年より大幅に低くなる可能性が高いとして、北陸、四国、九州、奄美、沖縄の各地に低温に関する早期天候情報を発表しました。

立春を過ぎて暦の上では春になるものの、まだ冬将軍が優勢な時期です。情報が出ていない地域も含め、厳しい寒さが見込まれますので、体調管理などに十分注意をしてください。
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