facebook line twitter mail

寒気を伴った低気圧が接近 明日は北陸などで荒天に警戒

2022/01/31 15:55 ウェザーニュース

明日2月1日(火)は上空に強い寒気を伴った低気圧が日本海から近づいてくる見込みです。北陸を中心とした日本海側は次第に荒れた天気となるおそれがあるため、警戒が必要です。

大気の状態は非常に不安定

明日の朝、日本海の西部に低気圧が発生します。この低気圧は上空5000m付近に-39℃以下の強い寒気を伴っていて、周辺では大気の状態が非常に不安定になる見込みです。

低気圧の東側から南側にかけて雨雲・雪雲が発達しやすくなります。山陰や近畿北部では昼前後から、北陸では夕方から夜にかけて雨や雪が降り出し、局地的に強く降る予想です。
» 最新の雨雲・雪雲レーダー

北陸では強い雪や霰(あられ)、落雷、突風のおそれ

2月1日(火)夕方の雪・雨の予想
特に低気圧が通過する北陸周辺では夕方以降、雨や雪の強まる所が多くなります。沿岸部は雨が主体になるものの、上空の寒気が強いため霰(あられ)や雹(ひょう)の降る所がある見込みです。

内陸部や山沿いでは湿った雪が強まり、局地的には1時間に10cm近い強雪のおそれがあります。短い時間で急速に路面状況が悪化するため、標高の高い道路を走行する場合は、冬用タイヤの装着はもちろんのこと、スタックした時のための準備も必要です。

また、活発な雨雲・雪雲の周辺では雷や突風の危険性もありますので、十分に注意をしてください。
» ピンポイント天気予報