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北日本から北陸で強い雪 今夜遅くから明日朝は関西も雪に

2022/01/30 09:55 ウェザーニュース

今日30日(日)の日本付近は冬型の気圧配置になっています。日本海側の広い範囲で雪が降っており、午後にかけても断続的に降り続く見込みです。今夜遅くからは関西でも雪の可能性があります。

日本海側はジワジワと積雪増加

北海道から北陸の各地で雪になっていて、所々に発達した雪雲が見られます。発達した雪雲の下では、1時間に3cm前後の新たな雪が降っている状況です。極端な大雪ではないものの、多い所では昨日から今朝にかけての24時間で30cm前後の積雪増加が見られています。秋田県横手市では積雪が176cmまで増え、今冬の最多を更新中です。

この後も冬型の気圧配置が続くため、日本海側は雪の降り続く所が多い見込みです。明日31日(月)の朝にかけて北陸や東北の山沿いを中心に、さらに20cm前後の雪が積もる予想となっています。

路面状況の悪化や落雪、山間部での雪崩などに注意をしてください。
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今夜遅くからは関西なども雪に

30日(日)深夜の雨・雪の予想
今夜遅くから明日朝にかけては上空の気圧の谷が通過する影響で、雪雲の一部が太平洋側にも拡大する予想となっています。関西や中国地方の瀬戸内側、四国山地などで局地的に雪が強まって、積もる所がある見込みです。

関西では京都市など内陸部を中心に雪が降りやすく、雪雲の発達状況によっては大阪市周辺でも本格的に雪の降る可能性があります。明日朝はうっすらと雪が積もっていたり、路面が凍結するおそれがありますので、朝の通勤・通学の際は念のため周辺の状況を確認しておくと良さそうです。
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参考資料など

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
寒さでお腹Pさん