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虹を逆さにした環天頂アーク
幻日なども静岡周辺で出現

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2022/01/28 10:01 ウェザーニュース

今日28日(金)の日本列島は冬型の気圧配置で、太平洋側は日差しが届いています。静岡など東日本の一部では薄雲が広がって、環天頂アークや幻日などの虹色現象が見られました。

環天頂アークとは

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様々な虹色現象
環天頂アークは、太陽の中心から上方46度前後の空の高い所に出現します。弓なりの美しい虹色を描き出すことから、逆さ虹とも呼ばれます。

太陽高度が22度前後の時に最もはっきり現れ、日の出の2時間後や日没の2時間前が見えやすい時間帯です。今日の静岡の日の出時刻は6時50分頃で、条件に一致し、くっきりと綺麗な環天頂アークが見られました。

広く穏やかも一部で雨や雪が心配

太平洋側は午後にかけても広く穏やかな天気が続きます。

ただ、伊豆諸島付近では風の衝突によって雲が発生しています。この雲によって伊豆半島から神奈川県西部、千葉県南部を中心ににわか雨や雪が心配です。低い雲やグレー色の雲が近づいてきたら急な雨や雪にご注意ください。
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参考資料など

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
なおさん

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