体を温めるエネルギーを増やす
「東洋医学でいう陽気とは、簡単に言ってしまえば体を温めるエネルギーです。冬は、体にとって“寒さ”や“冷え”との闘いなので、ツボを使って陽気を増してあげる必要があります。
また、今はまだ年末年始の胃腸の疲れが残っている時期でもあります。さらに、現代では冬でもアイスクリームのような冷たいものを食べることも珍しくありません。
冬の寒さに重ねて、冷たいものを体に入れるわけですから、知らず識らずのうちに体に負担となっています。ですから、胃腸を整えることも大切なのです」(瀬戸先生)
冬のむくみに対しては、陽気を増し、胃腸を整えた上で、さらにむくみに働くツボを使うと効果的だといいます。
また、今はまだ年末年始の胃腸の疲れが残っている時期でもあります。さらに、現代では冬でもアイスクリームのような冷たいものを食べることも珍しくありません。
冬の寒さに重ねて、冷たいものを体に入れるわけですから、知らず識らずのうちに体に負担となっています。ですから、胃腸を整えることも大切なのです」(瀬戸先生)
冬のむくみに対しては、陽気を増し、胃腸を整えた上で、さらにむくみに働くツボを使うと効果的だといいます。
冷えによる足のむくみを改善するツボ3選
ツボは指先でじんわりと10秒ほどかけて押し、少し休んで数回繰り返し刺激します。ツボの位置は目安と考え、指で押したときに軽い痛みや気持ちよさを感じるところを探るのがコツです。
陽池(ようち)
手首の甲側で、小指と薬指の間を手首方向に指をすべらせて、手首の付け根のあたりのくぼみにあります。
「“陽気が集まるところ”という意味の『陽池』は名の通りのツボです。温もりの回復ということで冷え性も解消し、とくに胃腸の冷えにも効果があります」(瀬戸先生)
「“陽気が集まるところ”という意味の『陽池』は名の通りのツボです。温もりの回復ということで冷え性も解消し、とくに胃腸の冷えにも効果があります」(瀬戸先生)
二趾上(にしじょう)
趾とは足の指のことです。足の甲側で、第2趾(人差し指)と第3趾(中指)の間の付け根あたりのくぼみにあります。
「二趾上は胃とつながる経絡線上にあり、胃腸の回復を促し、むくみにも効果があります」(瀬戸先生)
「二趾上は胃とつながる経絡線上にあり、胃腸の回復を促し、むくみにも効果があります」(瀬戸先生)
承命(しょうめい)
アキレス腱上で、内くるぶしの骨の一番高いところから約9cm(三寸)上にあります。
「体の水分を調整する腎臓に働き、足のむくみに効果を発揮するツボです」(瀬戸先生)
2月の寒さは気づかぬうちに体に負担となっています。
「冷たいもの、生もののはなるべく控え、鍋のような温まる料理がおすすめです。手足の関節には、陽気の流れに関わるツボが多く、つまりやすくもあります。また、手首や足首を回し、ゆるめておくのも効果があります」(瀬戸先生)
冷えによって体に不調をきたしている方は、ぜひ試してみてください。
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「体の水分を調整する腎臓に働き、足のむくみに効果を発揮するツボです」(瀬戸先生)
2月の寒さは気づかぬうちに体に負担となっています。
「冷たいもの、生もののはなるべく控え、鍋のような温まる料理がおすすめです。手足の関節には、陽気の流れに関わるツボが多く、つまりやすくもあります。また、手首や足首を回し、ゆるめておくのも効果があります」(瀬戸先生)
冷えによって体に不調をきたしている方は、ぜひ試してみてください。
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