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関東でハロが出現 薄雲が広がっても雨の心配はなし

2022/01/24 11:41 ウェザーニュース

今日24日(月)の関東は薄雲が広がり、ハロの見られている所があります。

「ハロ」は、暈(かさ)や日暈(ひがさ)とも呼ばれる現象で、上空の高いところに太陽が透けて見えるくらいの薄い雲が広がっている時に、太陽の周りにボンヤリと見えるリング状の明るい部分のことです。

ハロは通常の虹とは違って上空の薄雲を構成する氷の粒によって太陽光が内側に曲げられて(屈折して)、光の強い部分が環状に見えます。プリズムを通った光が虹色に分かれるのと同じ原理です。
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今回は”下り坂サイン”ではない

ハロは前線接近に伴って発生することがあり、天気下り坂のサインと呼ばれることもあります。

しかし今日は、低気圧が離れていく中で発生しているため、天気は回復傾向です。

午後は上空高いところの雲は少なくなり、ハロはだんだんと見えなくなりますが、その後も雨の心配はない見込みです。
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参考資料など

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
あいさん