関東から近畿で「いつもの冬より寒い」が過半数
今冬はいつもの冬に比べて寒さはどうか?という質問に、「いつも以上に寒い」「いつも位に寒い」「いつもより寒くない」の3つの選択肢の中から選んで答えてもらいました(回答数:8734)。
「いつも以上に寒い」と答えた人が過半数の都府県をみると、東日本の太平洋側に多いことが分かります。その中で特に多かったのは長野県で、76%が「いつも以上に寒い」と回答しました。
「いつも以上に寒い」と答えた人が過半数の都府県をみると、東日本の太平洋側に多いことが分かります。その中で特に多かったのは長野県で、76%が「いつも以上に寒い」と回答しました。
届いたコメントを見ると、長野県の方からは「雪がとにかく多い」という声が多く、東京都の方からは「とにかく北風が冷たい」といった声が多くなっています。
では、観測値では平年と比べてどうなのか振り返ってみます。
では、観測値では平年と比べてどうなのか振り返ってみます。
ラニーニャで寒冬となった昨年と同等程度か
このグラフは平年値を0として、各時期での平年との差を示しています。
上段がラニーニャで「寒冬」だった昨冬のものです。12月中旬から1月前半にかけてが極端に平年よりも気温が低くなりました。
それと比較して下段の今冬のグラフは、平年との差の大きさこそ昨冬ほどではないものの、12月後半以降は東日本や西日本ではほぼずっと平年より寒い状況が続いていることが分かります。
昨冬は1月後半に平年より暖かくなりましたが、その時期は平年値そのものが年間で最も低い時期です。今年はこの時期にさしかかっても寒いままで、「最も寒い時期により寒い」といえそうです。
東日本の太平洋側で寒い状況が続くということは、冬型が続き、冷たい北風が吹き続けていたことになります。寒い日が絶え間なく続いていることで、いつもの冬よりも寒いと感じている方が多いのかもしれません。
上段がラニーニャで「寒冬」だった昨冬のものです。12月中旬から1月前半にかけてが極端に平年よりも気温が低くなりました。
それと比較して下段の今冬のグラフは、平年との差の大きさこそ昨冬ほどではないものの、12月後半以降は東日本や西日本ではほぼずっと平年より寒い状況が続いていることが分かります。
昨冬は1月後半に平年より暖かくなりましたが、その時期は平年値そのものが年間で最も低い時期です。今年はこの時期にさしかかっても寒いままで、「最も寒い時期により寒い」といえそうです。
東日本の太平洋側で寒い状況が続くということは、冬型が続き、冷たい北風が吹き続けていたことになります。寒い日が絶え間なく続いていることで、いつもの冬よりも寒いと感じている方が多いのかもしれません。
この先しばらくが年間の寒さの底
1月下旬は年間で一番寒い時期です。今年も、週明けにかけては平年並みか平年より寒い日が多い予想です。その後は西日本などで僅かながら寒さの和らぐ日もありそうです。
空気の乾燥も続いているため、風邪予防など体調管理に十分注意して、寒さを乗り切っていきましょう。
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空気の乾燥も続いているため、風邪予防など体調管理に十分注意して、寒さを乗り切っていきましょう。
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