「10cmで大雪」は四国や九州で高い割合
都道府県別の集計で10cmの積雪で大雪と感じる人の割合が高かったのは香川県で72.5%、次いで宮崎県で66.7%となっています。宮崎市は統計開始以来、10cm以上の積雪を観測したことがなく、高松市でも積雪10cm以上を観測したのは1984年が最後です。
一方で割合が低かったのは富山県で0%。次いで石川県、山形県と日本海側の豪雪地帯が続きました。
※1月20日(木)21日(金)調査。ユニーク回答数7160。
一方で割合が低かったのは富山県で0%。次いで石川県、山形県と日本海側の豪雪地帯が続きました。
※1月20日(木)21日(金)調査。ユニーク回答数7160。
観測記録と反比例の相関
10cmまでの積雪が大雪と感じる割合と、各都道府県の主要官署(気象台など)の最深積雪の記録を比べると、50cm未満しか記録のない地域は10cmでも大雪と感じる人が多くなっています。50cm以上の記録がある地域は割合が低く、豪雪地帯では10cmの雪では大雪と感じない人がほとんどです。
ただ、一口に豪雪地帯といっても傾向は様々で、特に新潟県は特徴的でした。新潟県では30cmが大雪と回答した割合が最も高いものの、50cmや100cmといった回答もそれに近い数字で、全都道府県の中でもばらつきが多くなっています。
新潟県は魚沼市や十日町市などの豪雪地帯がある一方で、沿岸の新潟市などはそこまで雪が積もりません。同じ県内でも雪による影響に違いが大きいため、こうした結果になったとみられます。
これから2月にかけても雪の降る日はまだまだあると予想されます。地域ごとに合わせてしっかりと雪対策を行うようにしましょう。
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ただ、一口に豪雪地帯といっても傾向は様々で、特に新潟県は特徴的でした。新潟県では30cmが大雪と回答した割合が最も高いものの、50cmや100cmといった回答もそれに近い数字で、全都道府県の中でもばらつきが多くなっています。
新潟県は魚沼市や十日町市などの豪雪地帯がある一方で、沿岸の新潟市などはそこまで雪が積もりません。同じ県内でも雪による影響に違いが大きいため、こうした結果になったとみられます。
これから2月にかけても雪の降る日はまだまだあると予想されます。地域ごとに合わせてしっかりと雪対策を行うようにしましょう。
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