facebook line twitter mail

札幌や千歳で局地的に強い雪 昼過ぎにかけて視界不良などに注意

2022/01/22 09:17 ウェザーニュース

今日22日(土)は冬型の気圧配置が弱まりつつあります。ただ、石狩湾周辺で異なる方向の風がぶつかり合って局地的に雪雲が発達、札幌市や千歳市などで雪が強く降っています。昼過ぎにかけて強い雪に注意が必要です。

「石狩湾収束線」で局地的に強い雪

石狩湾での風のぶつかり合いは「石狩湾収束線」と呼ばれ、帯状に雪雲が連なって札幌市など石狩平野や千歳市などに大雪をもたらすことがあります。雪雲が北北西から南南東方向に伸びており、特に今朝は千歳周辺で雪の強い状況です。

8時までの6時間には新千歳空港で8cm、恵庭市・恵庭島松で15cmの新たな雪が積もりました。雪の勢いが強まるタイミングでは視界もかなり悪くなっています。

これから昼過ぎにかけても同じような所で雪雲が発達し、断続的に強い雪が降る見込みです。収束線のわずかな動きで急に雪の強まることがありますので、天気の変化に注意をしてください。
» 最新の雨雲・雪雲レーダー

参考資料など

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)もりたか牛の会さん