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京都市で積雪11cmと今季最大の積雪に スリップや転倒に注意

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2022/01/21 07:22 ウェザーニュース

今日21日(金)も冬型の気圧配置が続き、日本海側では雪の降っているところが多くなっています。

昨夜遅くから今朝にかけては、近畿地方にも日本海側から雪雲が流れ込んで雪が降り、京都市では道路にもしっかりと積もりました。
>>最新の雨雲雪雲レーダー

京都では今季一番の積雪に

若狭湾周辺から、雪雲の流れ込みが続き、京都府や滋賀県を中心に市街地でも雪が積もっています。

7時現在、京都市の積雪深は11cmとなり、先週14日(金)の8cmを上回り、今シーズン一番多くなりました。その他、滋賀県彦根市でも4cmの積雪を観測しました。

この雪の影響で、東海道新幹線は速度を落として運転している区間があるため、一部の列車に遅れが生じています。

昼前後までは雪が降りやすい

このあと京都市周辺では昼前後までは雪雲が流れ込みやすい状態が続く見込みです。特に気温の低い9時頃まではさらに積雪が増える可能性があります。

すでに道路にもしっかりと雪が積もっている状況ですので、ノーマルタイヤでの車の運転は控えてください。スタッドレスタイヤやチェーンを装着していても十分に気を付けて運転するようにしてください。
>>このあとの積雪や路面状況の予想

雪道でも転びにくい歩き方

雪に慣れていない都市部では、転倒によるケガが起こりやすくなります。横断歩道や、人の出入りの多い入り口などは滑りやすいので十分に気を付けてください。また、できるだけ裏に凹凸があり、滑りにくい靴を選ぶことも重要です。

また、雪が止んだ後も積雪が残り、足元は滑りやすい状態が続きます。以下の雪道でも転びにくい歩き方の項目を参考に、時間に余裕を持った行動を心がけてください。

(1)小さな歩幅でそろそろ歩く
(2)靴の裏全体を路面につけて歩く
(3)地面に垂直に踏み出し体の重心をやや前に
(4)余裕をもってゆっくり歩く
(5)歩き始めと歩く速さを変えるときが要注意

>>〔関連記事〕雪道でも転びにくい歩き方

参考資料など

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)くれさん

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