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東北から山陰で荒天続く 太平洋側も局地的な強雪

2022/01/20 17:48 ウェザーニュース

上空の強い寒気の影響で日本海側は雪が降り続いています。見通しの悪化や、山沿いを中心に積雪の急増に警戒が必要です。太平洋側でも局地的に雪が強まっています。

山沿いでは1時間に5cm以上の雪が続く

今日20日(木)は二十四節気「大寒」の始まりに相応しく、上空に非常に強い寒気が流れ込んでいます。日本海側は朝から雪が降り続き、山沿いでは1時間に5cm前後の強い雪が降っている状況です。

17時現在は特に東北南部〜新潟県、長野県北部や群馬県北部で雪が強まっています。長野県・野沢温泉や群馬県・藤原は3時間で積雪が10cm程増加しました。

周辺ではこの後も1時間に5cm以上の強雪となることがあり、局地的には10cm近い大雪となるおそれがあります。現在は天気が落ち着いている秋田県付近も再び雪の強まるおそれがあるため、積雪の急増や視界不良に警戒が必要です。荒天の間は無理な移動を控えるようにしてください。

太平洋側でも路面状態の悪化に注意

20日(木)17時過ぎ 京都府京都市上京区
太平洋側でも局地的に雪が強まっています。低気圧の通過に伴って東から活発な雪雲が流れ込んでいる岩手県・宮古は16時までの1時間に5cmの雪を観測し、積雪は8cmになりました。

近畿も京都や滋賀でしっかりと雪が降っていて、京都は市街地でも屋根や信号機などにうっすらと積もり始めました。周辺では明日にかけて雪雲の流れ込みやすい状態が続き、路面にうっすらと積もる可能性があるため、足もとや車の運転は十分に注意してください。
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参考資料など

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
くれさん