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気象庁1か月予報 西日本で降水量が多く気温は高め

2022/01/20 15:59 ウェザーニュース

今日20日(木)、気象庁は1月22日から2月21日までの1か月予報を発表しました。

この先1か月は北日本が高気圧に覆われやすく、西日本や沖縄・奄美で低気圧の影響を受けると見られています。西日本や沖縄・奄美は気温が高めになり、降水量も多くなる予想です。

西日本や沖縄・奄美は降水量が多め

この先1か月の降水量の予想
この先、特に1月下旬は冬型の気圧配置になりにくく、太平洋側を低気圧が通過しやすくなる見込みです。西日本や沖縄・奄美を中心に低気圧や湿った空気の影響を受けて、降水量は平年並みか平年より多い予想となっています。

低気圧が本州南岸を通過するタイミングで上空に寒気が残っていると、関東甲信など太平洋側で雪の降る可能性があります。こまめに最新の情報を確認するようにしましょう。

一方、北日本は1月下旬は高気圧に覆われやすく、降水量は日本海側を含め平年よりも少なくなる見込みです。2月はじめ頃は再び冬型の気圧配置になり、降水量は平年並みになると見られています。

寒気は北日本止まり

この先1か月の気温の予想
低気圧が太平洋側を通過するため、寒気の南下は北日本止まりになる日が多いと考えられます。西日本や沖縄・奄美の気温は、平年並みか高くなる予想です。東日本は平年並みで、この先1か月も冬らしい寒さが続くと見られます。

北日本は冬型の気圧配置となる2月はじめ頃を中心に寒気の影響を受けて、平年並みか平年より低い気温となる予想です。晴れる日は放射冷却現象が効いて朝晩の冷え込みが厳しくなりますので、一日の気温差にも注意してください。
>>詳細 この先3か月間の天気傾向