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大阪などで関西でサンピラー(太陽柱) 昇る太陽の上にオレンジ色の柱

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2022/01/19 08:07 ウェザーニュース

今日19日(水)朝は大阪や京都などでは、日本海から流れ込み始めている雲に遮られる前に日の出を迎えました。昇る太陽から上に向かってオレンジ色の光の帯が伸びる様子が見られています。

これはサンピラーまたは太陽柱と呼ばれ、日の出や日の入りの時、太陽から垂直に炎のような光芒が見られる現象です。

サンピラーの仕組み

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サンピラーの仕組み
サンピラーは空気中に浮かぶ六角形の板状の氷の結晶に太陽の光が反射することで見られます。このとき、氷の結晶の向きが揃っている事が条件になります。

空気がよく冷えていて、上空の風が弱い時に空気中の氷の結晶が豊富で向きも揃いやすく、サンピラーが見られることがあります。光の柱のように見えることから「太陽柱」とも呼ばれています。

今日はにわか雪や雨に注意

今日の近畿には日本海側から雲が流れ込みやすい状態が続きます。そのため、北部では雪が降りやすい一日です。大阪市や京都市などでもにわか雪の可能性があるので、空の変化に注意が必要です。

日差しが届いたとしても空気は冷たく、昼間も気温があまり上がりません。コートに加えて、手袋やマフラー、カイロなど小物も上手に使って、暖かくしてお過ごしください。
>>雨雲雪雲レーダーや予想気温をアプリで見る

参考資料など

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
春柊さん

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