電気ポットの汚れの原因
お湯しか沸かしていないはずなのに、なぜ汚れがつくのでしょうか。
「電気ポットの汚れは2種類に分けられます。目につきやすい内側の白い汚れは、水に含まれるカルシウムなどのミネラル成分や不純物が熱でこびりついたもの。いわゆる水垢とほぼ同じものです。
電気ポットの外側の汚れの原因は手垢やホコリなど。キッチンに置いてある場合は、油汚れが付着していることも多いです」(鈴木さん)
内側の汚れは、飲み水に触れることになります。
「人体に悪影響を与えるようなものではありませんが、あまり溜まるとお湯の匂いに影響するので、きれいにしたいですね。
クエン酸を使えば、簡単に掃除できます。クエン酸は水に溶けると酸性になるので、アルカリ性の白い汚れを中和して効果的なのです。クエン酸は食品にも使われる安心なものですし、ゴシゴシ洗う必要もありません」(鈴木さん)
「電気ポットの汚れは2種類に分けられます。目につきやすい内側の白い汚れは、水に含まれるカルシウムなどのミネラル成分や不純物が熱でこびりついたもの。いわゆる水垢とほぼ同じものです。
電気ポットの外側の汚れの原因は手垢やホコリなど。キッチンに置いてある場合は、油汚れが付着していることも多いです」(鈴木さん)
内側の汚れは、飲み水に触れることになります。
「人体に悪影響を与えるようなものではありませんが、あまり溜まるとお湯の匂いに影響するので、きれいにしたいですね。
クエン酸を使えば、簡単に掃除できます。クエン酸は水に溶けると酸性になるので、アルカリ性の白い汚れを中和して効果的なのです。クエン酸は食品にも使われる安心なものですし、ゴシゴシ洗う必要もありません」(鈴木さん)
【電気ポット内側の白い汚れの掃除法】
・用意するもの:クエン酸、水、スポンジやブラシ
(1)電気ポットに満水量の水とクエン酸大さじ1〜2杯入れて、沸騰させる
(2)そのまま1〜2時間放置する
(3)お湯を捨て、水ですすぐ
(4)白い汚れが残った場合は、スポンジやブラシでこすり洗いする
「フチなどに白い汚れが残る場合は、スポンジやブラシで優しくこすり落としましょう。強くこすり過ぎると、内部のコーティングを剥がすおそれがあるので注意します」(鈴木さん)
クエン酸の変わりに重曹や酢も使えるのでしょうか。
「酢はクエン酸と同じ酸性なので使えます。洗浄力は多少弱くなりますが、使い方はクエン酸と同じです。匂いが残りやすいので、すすぎを念入りに行いましょう。重曹はアルカリ性なので、次に紹介する外側の掃除に使えます」(鈴木さん)
(1)電気ポットに満水量の水とクエン酸大さじ1〜2杯入れて、沸騰させる
(2)そのまま1〜2時間放置する
(3)お湯を捨て、水ですすぐ
(4)白い汚れが残った場合は、スポンジやブラシでこすり洗いする
「フチなどに白い汚れが残る場合は、スポンジやブラシで優しくこすり落としましょう。強くこすり過ぎると、内部のコーティングを剥がすおそれがあるので注意します」(鈴木さん)
クエン酸の変わりに重曹や酢も使えるのでしょうか。
「酢はクエン酸と同じ酸性なので使えます。洗浄力は多少弱くなりますが、使い方はクエン酸と同じです。匂いが残りやすいので、すすぎを念入りに行いましょう。重曹はアルカリ性なので、次に紹介する外側の掃除に使えます」(鈴木さん)
外側のベタベタ汚れを落とすには?
電気ポットの外側もきれいにしたいものです。
「油分を含むベタベタ汚れに効果的なのは、アルカリ電解水です。アルカリ電解水は水100%なので、2度拭きの必要がなく便利です。ただ、電気ポットに直接スプレーしないようにしてください」(鈴木さん)
「油分を含むベタベタ汚れに効果的なのは、アルカリ電解水です。アルカリ電解水は水100%なので、2度拭きの必要がなく便利です。ただ、電気ポットに直接スプレーしないようにしてください」(鈴木さん)
【電気ポット外側の汚れの掃除法】
・用意するもの:アルカリ電解水、キッチンペーパー、歯ブラシなど毛先の柔らかいブラシ
(1)キッチンペーパーにアルカリ電解水をスプレーし、電気ポットの外側を拭く
(2)歯ブラシに電解水をつけ、細かい溝などの汚れをかき出す
「重曹を使う場合は水に溶かして、布巾などに含ませて拭きます。そのまま乾かすと重曹の白い跡が残るので、乾拭きで仕上げます」(鈴木さん)
(1)キッチンペーパーにアルカリ電解水をスプレーし、電気ポットの外側を拭く
(2)歯ブラシに電解水をつけ、細かい溝などの汚れをかき出す
「重曹を使う場合は水に溶かして、布巾などに含ませて拭きます。そのまま乾かすと重曹の白い跡が残るので、乾拭きで仕上げます」(鈴木さん)
定期的な掃除で清潔に
電気ポットの掃除は定期的に行いましょう。
「電気ポットの汚れは、日々の生活のなかで付着するものです。蓄積すると、一度の洗浄では落ちにくくなってしまいます。
使用頻度にもよりますが、少なくとも3ヵ月に1度、できれば月に1度は内部のお手入れをしたいものです」(鈴木さん)
毎日使う電気ポットですが、ちょっとしたお手入れできれいに保てるのですね。気持ちよく使い続けることができそうです。
» その他のニュースをアプリで見る
「電気ポットの汚れは、日々の生活のなかで付着するものです。蓄積すると、一度の洗浄では落ちにくくなってしまいます。
使用頻度にもよりますが、少なくとも3ヵ月に1度、できれば月に1度は内部のお手入れをしたいものです」(鈴木さん)
毎日使う電気ポットですが、ちょっとしたお手入れできれいに保てるのですね。気持ちよく使い続けることができそうです。
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参考資料など
取材協力:アクティア株式会社(https://www.kajitaku.com/)