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北海道は湿ったドカ雪 積雪増や着雪のおそれ

2022/01/17 11:11 ウェザーニュース

今日17日(月)は北海道を通過する低気圧と西高東低の気圧配置の影響で、北海道や北陸を中心に雪や雨が降っています。

局地的に湿った雪が強く降っている北海道では、積雪の増加や着雪に警戒が必要です。

北海道は湿ったドカ雪に注意

北海道伊達市より 17日(月)7時40分頃の様子

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低気圧に近い北海道では、道東を含めてほぼ全道的に雪が降っています。道東の太平洋側の広尾郡広尾では、日付が変わってから17cm、帯広でも7cm積雪が増しています。

低気圧の影響で比較的気温が高く、湿った重たい雪になっていることが特徴です。午後になると道東太平洋側では徐々に雪のエリアが縮小しますが、道北や道東オホーツク海側では今日いっぱい強弱を繰り返して雪が続き、積雪がさらに増すおそれがあります。

沿岸部を中心に風が強いため、吹雪による視界不良にも注意が必要です。雪が弱まっている時間帯に折を見て除雪作業を進めるようにして下さい。
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北陸は徐々に雪に 雷や霰(あられ)も

JPCZ(日本海寒帯気団収束帯)と呼ばれる帯状の雲が流れ込む北陸は、雨や雪が降っています。発達した雨雲・雪雲が流れ込んで一時的に雨雪が強まり、雷や突風、霰(あられ)を伴うおそれがあります。

午後になると上空の強い寒気が南下して、雨やみぞれは次第に雪に変化します。

明日18日(火)までに新潟市や金沢市など市街地でも雪が積もる可能性があるので、明日朝は除雪のために少し早起きをすると良さそうです。
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参考資料など

動画:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
みひろみさん