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東北や北陸で雨や湿った雪 明日は雪に変わり積雪増加に警戒

2022/01/16 17:40 ウェザーニュース

今日16日(日)は前線が本州を通過しています。寒気が北上しているため東北沿岸部や北陸は雨になっているところが多く、内陸部も湿った雪です。夜にかけて融雪災害や冠水に注意してください。

落雪や融雪による冠水に注意

17時現在、平地で雪を降らせる目安とされる上空1,500m付近で−6℃のラインは、北海道の渡島半島(おしまはんとう)付近まで北上しています。東北沿岸部や北陸は雨になっているところが多く、一部では1時間に7mm前後の雨が降って水溜まりができている状況です。大気の状態が不安定で、発雷しているところもあります。

一方で、内陸部や北海道は湿った雪になっています。盛岡では16時までの1時間に3cmの雪が降り、積雪も21cmから24cmになりました。

すでに雪が積もっているところに雨や湿った雪が降って、雪が重くなっています。落雪の危険性が高まっているため、外出している場合は高く積もっているところや屋根などから離れたところを歩くようにしてください。

また、積雪によって排水が滞っているような場所では、雨と融雪によって冠水が発生する可能性があります。路面状態にも注意が必要です。
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18日(火)にかけて荒天のおそれ

17日(月)〜18日(火)の積雪増加量
明日17日(月)は上空の寒気が強まり、現在雨のところも雪に変わります。

特に北陸は、JPCZ(日本海寒帯気団収束帯)と呼ばれる活発な雲のラインがかかりやすく、雪の降り方が強まるおそれがあります。山沿いでは短時間で積雪が急増するおそれがあり、強雪による見通しの悪化にも警戒が必要です。荒天時の外出は控えてください。

寒気は18日(火)にかけて強まり、北日本や北陸の各地で積雪増加や視界不良のおそれがあります。17日(月)〜18日(火)の2日間で予想される積雪増加量は、山沿いの多いところで50cm以上に達する見込みです。

風も強まって交通機関に影響の出る可能性があるため、天気情報と合わせてこまめに最新の交通情報も確認するようにしましょう。
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参考資料など

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
たまえのほっぺたさん