ウェザーニュースでは、2022年のお年玉による出費額の調査を実施しました。（2022年1月11、12日　7105人が回答）集計の結果、全国の平均金額は9455円となりました。

都道府県ごとのランキングを見てみると、一番太っ腹なのは徳島県で16656円、一番財布の紐が堅いのは岩手県で5515円。出費額1位と47位で1万円以上の開きがあったことになります。

調査は昨年の2021年と3年前にも調査を行っています。

2021年のお正月は新型コロナウイルス感染拡大を防ぐため、親戚の集まりが減った年となりました。

その時の結果として、全国平均は9376円、1位が13906円(石川県)と、今回と比べてみるとほぼ同じ平均の金額となっていますが、出費額の多かった県は増えているところもあったようです。

また、3年前の2018年のお正月にも、お年玉出費“予定額”について調査しました。（2017年12月28日に実施　6,405人が回答）

お正月を迎える前に実施しているため今回の調査と一概に比較することは出来ませんが、当時の全国平均は12204円、1位は18769円(鳥取県)と、今回に比べて3000円〜5000円ほど高かったことがわかります。

出費額ごとに色分けをしてみると、昨年同様に西日本の地域では1万円以上の地域が多く、北日本の地域は平均額より安いところが多いということがわかりました。
3年前と照らし合わせてみても、各県とも3年前の方が出費額は高いところが多く、地域ごとの傾向に大きな変化はないようです。

お年玉の出費額について昨年と大きく変わらなかった理由としては、今年も新型コロナウイルスの影響が続き、帰省できずにお年玉を渡さなかったという割合が3～5割ほど都道府県で回答があったことです。

一方で、久しぶりに集まれたという声もあり、昨年渡せなかった方からは昨年の分も合わせて金額が多くなったいう声もありました。

そのため、昨年と比べると1位の金額は約2500円、最下位の47位の金額も1000円以上高くなっています。

渡す側の立場からしても、親戚で集まる機会が少なくなる傾向は、もの寂しさを感じてしまいます。来年2023年のお年玉出費額はどうなるのでしょうか。
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1位　徳島県　16656.2円
2位　福井県　14333.3円
3位　鹿児島県　13625.0円
4位　長崎県　13525.0円
5位　沖縄県　13019.6円
6位　石川県　12877.2円
7位　滋賀県　12547.6円
8位　熊本県　12480.0円
9位　群馬県　12424.2円
10位　京都府　11905.5円

11位　大分県　11772.7円
12位　静岡県　11466.0円
13位　奈良県　11163.9円
14位　和歌山県　11000.0円
15位　高知県　10833.3円
16位　兵庫県　10478.3円
17位　三重県　10450.0円
18位　山口県　10412.7円
19位　島根県　10200.0円
20位　宮崎県　10187.5円

21位　佐賀県　10035.7円
22位　千葉県　9549.5円
23位　大阪府　9533.8円
24位　愛知県　9445.0円
25位　茨城県　9366.0円
26位　愛媛県　9261.5円
27位　富山県　9244.9円
28位　福岡県　9064.0円
29位　北海道　9019.7円
30位　岐阜県　8990.3円

31位　神奈川県　8914.6円
32位　埼玉県　8814.9円
33位　鳥取県　8652.2円
34位　広島県　8629.9円
35位　東京都　8613.5円
36位　山形県　8563.6円
37位　宮城県　8440.0円
38位　青森県　8340.0円
39位　香川県　8333.3円
40位　岡山県　8129.9円

41位　秋田県　8040.0円
42位　栃木県　8039.4円
43位　福島県　8009.5円
44位　新潟県　7789.0円
45位　山梨県　7787.2円
46位　長野県　7720.3円
47位　岩手県　5515.6円