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北海道内陸部で雪が強まる 太平洋側はひと晩で積雪急増か

2022/01/11 20:14 ウェザーニュース

今日11日(火)夕方になり、北海道の内陸部で雪が強まってきました。ひと晩で50cm前後の雪が一気に積もるおそれがあるため、警戒が必要です。

積雪急増による立ち往生に警戒

低気圧の接近に伴い発達した雲が北海道に広がってきました。内陸部は強雪、道北は吹雪になっていて、20時までの1時間には広尾町やえりも町・目黒で5cm、帯広空港で3cmの雪が積もりました。札幌市は気温が高いため、雨混じりの雪です。圧雪の上に水が浮く非常に滑りやすい路面となっている所があります。

今後は低気圧が北東に進むに伴って、十勝地方を中心とする道東に活発な雪雲がかかる見込みです。今夜は1時間に5cmを超えるような強い雪が断続的に降って、多い所ではひと晩で50cmを超えるような大雪となるおそれがあります。

積雪が急増することによって車での走行が困難になり、立ち往生の発生するリスクが高まります。やむを得ず移動しなければならない場合はいざというときの対策が欠かせません。
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明日は猛吹雪や高潮に警戒

12日(水)早朝の風の予想
明日12日(水)の朝は低気圧がさらに発達し、道東から道北にかけてのオホーツク海側を中心に風が吹き荒れます。平均で20m/s前後の風が予想され、瞬間的には30m/sを超える暴風となる見込みです。

これだけの強い風によって猛吹雪となり、ホワイトアウトの危険性があります。雪や風が強いタイミングでの外出は避けるようにしてください。

また、明日の早朝は根室地方や釧路地方を中心に海から吹き込む風と気圧低下によって、高潮の発生する可能性もあります。根室地方には高潮警報、釧路地方には高潮注意報が発表されており、沿岸部は浸水のおそれがありますので警戒が必要です。
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参考資料など

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
たけらさん