そんな中で6日(木)の夕方、東京電力は安定供給の確保に向けてこの冬、初めて他の電力会社に電力の融通を要請しました。

雪と寒さで需要が急激に高まり、太陽光発電からの発電量も多くは見込めない状況などを考慮し、安定的な電力供給の確保のために他の一般送配電事業者から電力融通を受けています。

家庭の消費電力の内訳を見ると、エアコンの消費電力量が一番多いのだそうです。この冬は、感染症対策の1つとして、こまめな換気も必要となっており、いつも以上に電力の消費量が増えているかもしれません。

無理に寒さを我慢する必要はないと思いますが、エアコンを使用する際、節電につながるちょっとした心がけをご紹介したいと思います。

1、換気以外のタイミングでは暖気を逃さないようドアや窓の開け閉めを減らす

2、カーテンやブラインドなどで熱の出入りをカット

3、カーディガンやひざかけ、靴下など体感温度を上げる工夫をする

4、エアコンの風向板は下向きに調節。また、扇風機を併用して、天井にたまりがちな暖気を循環させ
る

5、外出時や寝る15～20分前にはスイッチをオフ

6、室外機まわりはスッキリさせ、エアコンの効率を上げる

他にも、
・洗濯は晴れる翌日にする
・夕ご飯はガスだけで調理できるものに
など、電気のピークをずらすことも節電対策になります。

関東の雪は今夜のうちに落ち着くものの、明日7日(金)の朝にかけて0℃前後の厳しい寒さが続きます。

特に、平日は電力需要が多い傾向なのだそうです。
明日7日(金)の朝にかけて暖房の使用頻度が増える事が想定されます。

電力会社でも安定的な電力供給を目指していますが、無理のない範囲で節電を心がけられるといいですね。
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