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気象庁1か月予報 太平洋側で降水量が多め 南岸低気圧の動向に注意

2022/01/07 12:56 ウェザーニュース

6日(木)、気象庁は1月8日から2月7日までの1か月予報を発表しました。

年末年始の時期に比べると強い寒気は南下しにくくなり、平年並みの寒さのところが多い予想となっています。太平洋側は低気圧の影響を受けやすく、南岸低気圧による雪に注意が必要です。

太平洋側は降水量やや多い

この先1か月の降水量の予想
この先は冬型の気圧配置になりにくく、太平洋側で低気圧の影響を受けやすくなる見込みです。1か月の降水量は西日本から北日本の太平洋側で平年並みか平年より多く、日本海側は平年並みの予想となっています。

特に1月中旬にかけては南岸低気圧のパターンになりやすく、低気圧が通過するタイミングで上空に寒気が残っていると、関東甲信など太平洋側で雪の降る可能性がありますので注意が必要です。

中旬以降は平年並の気温に

この先1か月の気温の予想
年末年始に比べると強い寒気の南下はないとみられ、1か月の平均気温は西日本から東日本、東北で平年並みとこの時期らしい寒さの予想となっています。北海道は寒気の影響を特に受けにくく、平年並みか平年より高くなる予想です。

ただ、1月下旬以降は再び寒気が流れ込みやすくなるため、西日本や東日本では気温の低くなる時期があります。元々が1年でも最も寒い時期ですので、平年並みとはいっても寒さ対策が欠かせません。
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