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東京で今冬初の積雪1cmを観測 気温低下で積雪の範囲が拡大

2022/01/06 14:00 ウェザーニュース

東京都心など関東各地で本格的な雪になってきました。雪が降り出したことで気温が下がり、東京は一時、氷点下に。うっすら雪が積もっている地域が拡大しています。

関東南部は広域でうっすら積雪

東京都心は10時25分に今日の最高気温2.6℃を観測。雪が降り出した11時頃から気温はジリジリと下がって、14時前には-0.3℃を観測しました。東京のアメダスでは14時に積雪1cmを観測し、2020年3月29日以来の積雪となっています

気温が低い分、雪は積もりやすくなっていて、ウェザーニュースアプリ利用者からの積雪の報告によると、芝生にうっすら積もっている地域が、神奈川県から東京都、千葉県の各地にも拡大してきました。道路にうっすら積もっている所もあります。

まだ雪の降り方がそれほど強くないので、道路に積もっている所はほとんどないものの、雪のピークが予想される夕方にはさらに積もるおそれがあります。
» 積雪・路面凍結のピンポイント予想(会員限定)

夕方にかけてさらに雪が積もるおそれも

6日(木)夕方の雪・雨の予想
帰宅時間帯と雪のピークが重なるため、すでに積もり始めている土や芝生の上に加え、一部の歩道などもシャーベット状になる可能性があります。革靴やパンプスなどは特に滑りやすいため、路面の状況を十分に確認し慌てずに歩くようにしてください。

また、房総半島の丘陵部や神奈川県西部など、内陸部では車道にも積もる所もある見込みです。

夜になると雪は次第に止むものの、うっすら積もった状態や濡れた状態の路面は夜間の気温低下で凍結するおそれがあります。明日7日(金)の朝は東京都心で-1℃など冷え込みが強まる予想です。今夜以降は路面凍結にも注意が必要です。
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