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南岸低気圧で西日本の山は積雪も 明日は関東で一時的に雪

2022/01/05 10:28 ウェザーニュース

今日5日(水)は東シナ海に伸びる前線上に低気圧が発生し、西日本に近づいてきます。日本列島の南を進む、いわゆる「南岸低気圧」となって、太平洋側で雪の降る所がある見込みです。

九州、四国の山地で積雪のおそれ

すでに西日本の一部では弱い雨の降り出している所があり、午後になると次第に降水の範囲が広がります。今夜は九州から中国、四国にかけて雨や雪になる予想です。

今日22時の雪・雨の分布の予想を見ると、九州は山地を中心に雪になり、四国では少し標高の低い所まで雪の範囲が広がる見込みです。中国地方でも一部で雪になりますが、降り方は弱い予想となっています。

今夜から明日6日(木)の朝にかけて九州、四国の山地を中心に積雪のおそれがあり、標高の高い道路は冬用タイヤや滑り止めなどが必要な所も出てきます。特に夜間帯に車で移動の必要がある場合は準備が必要です。平野部の市街地は積もるほどの雪にはなりません。
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明日は関東でも一時的に雪に

6日(木)の予想天気図
低気圧は明日6日(木)にかけて、日本の南の海上を東に進みます。低気圧本体は関東など東日本から少し離れた所を通る予想ですが、北側に風の流れが変化するシアーラインが形成され、その周辺で雲がまとまる可能性があります。

南岸低気圧の際に関東などで雪になる目安の上空1500m付近で-3℃のラインは、関東南部まで南下しますので、降水があれば雪になる見込みです。シアーライン周辺の雲はそれほど活発なものではなく、陸地にかかるかどうかギリギリです。東京都心など関東南部は雪が降ったとしても、積もることはないとみられます。

ただ、雲が広がり雪が降るほどの気温の低さですので、寒さは厳しい一日です。
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