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お正月遊び事情を調査 若い年代ほど経験者は少ない結果に

2022/01/03 18:54 ウェザーニュース

日本には凧あげやコマまわしなど、昔から親しまれてきたお正月遊びがあります。名前は知っているけれど、遊んだことはない方もいるのではないでしょうか?

ウェザーニュースでは、年末から年始にかけて、5つのお正月遊びについてアンケート調査を実施しました。

羽子板

アンケート結果
羽子板を使って羽根を向かい合わせで打ち合ったり、上に打ち上げて一人で何回突けるかを競って遊ぶ羽根つきは伝統的なお正月遊びです。負けてしまった方が顔に墨をつける罰ゲームも有名ですよね。

ウェザーニュースがおこなったアンケートでは、10代から30代は4割程度、60代以上では7割以上の人が遊んだことが「ある」と回答しています。また男女別でみると、遊んだことが「ある」人は男性全体で5割程度だったのに対して、女性では8割弱と男女間で大きな差が出る結果となりました。

福笑い

アンケート結果
福笑いは、目隠しをした状態で目や鼻といったパーツをならべて顔を完成させる遊びです。

アンケート結果を見ると遊んだことが「ある」人は、10代〜30代では過半数に届きませんでしたが、40代以上の人では世代が上の人ほど多くなりました。室内で遊べるためか、地域差は見られませんでした。

凧あげ

アンケート結果
骨組みに紙・布を張った凧(たこ)を風の力で、空に浮かばせる遊びです。お正月には、河川敷や公園で空に浮かぶ凧がよく見られますよね。

アンケートでは、全体では9割の人が遊んだことが「ある」と回答しましたが、10代、20代の若い世代では、遊んだことが「ない」人が比較的多い結果となりました。

コマまわし

アンケート結果
円錐型のコマを指で滑らせたり、紐を巻きつけほどくことで生じる力を利用して回転させる遊びです。

凧に次いで、全体では8割の人が遊んだことが「ある」と回答しましたが、10代〜20代では6割程度という結果になりました。

かるた・百人一首

アンケート結果
かるたは、読み札と取り札に分れた2種類の札を使い遊びます。五十音を用いた「いろはかるた」や、「百人一首かるた」が一般的です。

アンケートでは、全年代を通して7割〜8割台が遊んだことが「ある」という結果になりました。百人一首は学校の授業で扱っているところもあるため、全世代を通して親しまれているのでしょうか。

日本の伝統的なお正月遊び。最近は離れていた遊びでも、昔に立ち返って、また遊んでみるのも良さそうですね。
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参考資料など

日本文化いろは事典(http://iroha-japan.net/)