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北海道はホワイトアウトに警戒 北陸もJPCZで次第に雪が強まる

2022/01/03 11:53 ウェザーニュース

北海道の日本海側では吹雪が続いています。明日4日(火)の仕事始めにかけて状況はあまり変わらない予想で、見通しの悪化や積雪の増加に警戒が必要です。夕方以降は北陸でも内陸部を中心に雪の降り方が強まります。

北海道日本海側は暴風雪警報が発表中

今日3日(月)11時現在、日本付近は北日本中心の冬型の気圧配置で、北日本は雪の降っているところが多くなっています。

特に北海道は風が強く、日本海沿岸部では平均風速が15m/sを超えているところもある状況です。留萌地方・石狩地方・後志地方・檜山地方には暴風雪警報が発表されています。

北海道は明日にかけて雪の降りやすい状態が続く予想で、吹雪による見通しの悪化や積雪の増加に警戒が必要です。ホワイトアウト状態になるおそれもあるため、無理な外出は控えるようにしてください。

北陸も内陸部中心に積雪が増加

5日(水)0時までの積雪量の予想
現在は日差しの届いているところが多い北陸も、天気は下り坂です。午後はJPCZ(日本海寒帯気団収束帯)と呼ばれる活発な雲のラインがかかり、特に夕方以降は新潟県を中心に雪の降り方が強まるおそれがあります。

明日夜までの積雪増加量の予想を見ると、内陸部は広範囲で25cmを超え、多いところでは50cm前後となるおそれがあります。年末よりは少ないものの、路面状態の悪化や雪崩の発生、落雪に注意が必要です。

寒気がまだそれほど南下していないため、沿岸部は降り始めは雨のところが多くなるとみています。午前中の日差しやこのあとの雨で融雪が進みますので、ぬかるむ路面に注意してください。
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参考資料など

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
ちーたんさん