銚子で初雪を観測 気象台の今冬の初雪発表は本州制覇
2022/01/02 12:01 ウェザーニュース
今日1月2日(日)は、関東南部では雲が広がり、千葉県を中心に一部で雪やアラレが降りました。
昼前には銚子地方気象台から初雪の観測が発表されました。平年より3日早く、昨季より3日遅い観測です。
これで、沖縄地方と奄美地方を除いた地域で、今冬の初雪観測の発表がされたことになりました。
千葉は段々と日差し届く
ウェザーニュースアプリのユーザーからの天気報告
ウェザーニュースアプリのユーザーからは、朝8時頃から千葉県の一部で雪やアラレの報告が届き始めました。上空の寒気と下層の空気の乾燥の影響で雨ではなく雪やアラレになっていると考えられます。
この後は徐々に雲が東の海上に去って西から晴れるエリアが広がっていく予想です。
寒気の流れ込みは2日(木)午前まで続く
西日本の上空には、高度1500mで−6℃の寒気が流れ込んでいます。降水があれば平地でも雪になる目安といわれる強さの寒気です。
この寒気の流れ込みは、西日本では今日2日(木)午前にかけて続く見込みで、山沿いを中心に断続的に雪が降る可能性があります。山地では路面の積雪や凍結のおそれがあるため、車の運転はスリップに注意し、転倒等にお気を付けください。
宇都宮は昨年より25日遅い観測
熊谷や宇都宮、徳島では平年よりも10日以上遅い初雪となりました。宇都宮では昨年よりも25日も遅い初雪です。厳しい寒さとなった日は多かったものの、降水と重ならなかったものとみられます。
▼初雪の観測 平年、昨季との差
熊谷 平年より10日遅く、昨季より5日遅い
宇都宮 平年より14日遅く、昨季より25日遅い
徳島 平年より13日遅く、昨季より1日遅い
静岡 平年より6日早く、昨季より7日早い
これで、北海道、四国、九州本土の全ての気象台・測候所からの初雪発表が出揃いました。本州では、残りは大阪管区気象台と銚子地方気象台の2地点となっています。