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元日午後は北日本で荒天 大雪や吹雪に警戒を

2022/01/01 11:03 ウェザーニュース

2022年の元日は、西日本では強い冬型の気圧配置のピークは越えてきたものの、北日本の日本海側や北陸などでは雪の強い状況が続いています。

午後も北日本を中心に雪や風が強く、北海道ではさらに雪の強まるところがある予想です。大雪や吹雪に警戒してください。
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断続的な強い雪で積雪増加 30m/s近い風で吹雪に

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年末年始に活発な雪雲が通過した所では、24時間に50cm以上の降雪のあったところがありました。10時までの降雪量は、福島県の桧枝岐で55cm、群馬県の藤原で50cm、青森県の酸ヶ湯で49cmなどとなっています。

10時の積雪深(積もった雪の厚み)は、酸ヶ湯で285cm、桧枝岐で178cm、藤原で170cmとなっていて、人の背丈を超えるほどの高さになっています。

また風も非常に強く、山形県の飛島で最大瞬間風速29.8m/sを観測するなど、沿岸部や島嶼を中心に暴風が吹き、吹雪や地吹雪の状態となっています。
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札幌周辺は夕方から夜に雪強まる

午後は北海道の北から低気圧が南下してくるため、札幌などでは夕方から夜にかけてさらに雪や風が強まるおそれがあります。急速な積雪の増加による路面状況の悪化や、吹雪による視界不良に警戒してください。

雪かき時に屋根からの落雪に埋まってしまったり、除雪機による事故、雪下ろし時に転落するなどの事故も多くなっています。作業を行う際は安全に十分配慮し、複数人で行うようにしてください。
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参考資料など

動画:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
ひのさん