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2021年は極寒の中で終える 大晦日は昼間も厳しい寒さ

2021/12/31 14:27 ウェザーニュース

大晦日の今日31日(金)は強い寒気の影響で全国的に寒い一日になりました。特に関東は昨日に比べて大幅に気温が下がっています。厳しい寒さは明日の元日も続く見込みです。

関東は昨日より大幅に気温が下がる

日本列島の大部分が強い寒気に覆われていて、全国的にあまり気温が上がっていません。昨日は15℃前後と暖かいくらいだった関東も、今日は所々で雪が降り、寒い一日です。14時までの最高気温は東京都心で6.0℃と、昨日に比べて9℃近くも低くなりました。そのほか、大阪市で6.7℃、札幌市は-4.8℃を観測しています。

ウェザーニュースアプリ利用者からの13時までの1時間に届いた体感報告を集計した所、関東では「寒い」が73%、「極寒」が22%と、この2つで95%を占めました。昨日の同じ時間は50%でしたので、寒さが増していることがわかります。

2022年は厳しい寒さでスタート

1月1日(土)の天気と気温
上空の寒気は除夜の鐘が鳴る頃の今夜がピークで、年が明けて明日の元日にかけても日本列島を覆います。明日は朝の冷え込みが厳しく。東京都心や名古屋市で-1℃と氷点下の予想です。東京都心で元日に氷点下を観測すると、2年連続になります。

昼間も今日と大きくは変わらず、関東から近畿、九州北部にかけては10℃に届かない予想です。北海道は真冬日が続き、東北や北陸でも0℃を少し超える程度ですので、初詣などは真冬の防寒具に加え、手袋やマフラー、カイロなどもあると良さそうです。
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