水星は観測しづらい惑星
内惑星である水星は、地球から見ると常に太陽に近い方向に見えることになります。そのため、日の入り後の西の低空か、日の出前の東の低空にしか現れず、観測しづらい惑星です。今回は明るい金星が近くで輝くため、金星を目印にして水星を見つける好機となります。
日の入り30分後の高度が10度未満とかなり低いので、西南西の空が開けたところで観察してみてください。双眼鏡を使うと、より見やすくなります。
ただ、暗くなるにつれて見え始めるものの、太陽を追うように沈んでいくためあまり長い時間は見られません。
▼29日(水)の沈む時間(東京)
太陽 16:36頃
水星 17:47頃
金星 17:58頃
日の入り30分後の高度が10度未満とかなり低いので、西南西の空が開けたところで観察してみてください。双眼鏡を使うと、より見やすくなります。
ただ、暗くなるにつれて見え始めるものの、太陽を追うように沈んでいくためあまり長い時間は見られません。
▼29日(水)の沈む時間(東京)
太陽 16:36頃
水星 17:47頃
金星 17:58頃
気になる日の入り後の天気は?
今日の夕方の天気は、日本海を進む低気圧や湿った空気の影響で、北日本では雪のところが多く、日本海側の沿岸部や北陸では雨が降る予想です。また、西日本も雲が広がり、日本海側や東シナ海側を中心に雨が降りやすい天気となります。残念ながら星空は雲の後ろに隠れてしまいそうです。
一方で、関東甲信や東北南部の太平洋側などで晴れる地域が多くなり、水星と金星の接近の観測ができそうです。日没後は一気に冷えるため暖かくして、お楽しみください。
» ピンポイント天気予報
» お天気ニュースをアプリで読む
一方で、関東甲信や東北南部の太平洋側などで晴れる地域が多くなり、水星と金星の接近の観測ができそうです。日没後は一気に冷えるため暖かくして、お楽しみください。
» ピンポイント天気予報
» お天気ニュースをアプリで読む