JPCZ(日本海寒帯気団収束帯)に伴う活発な雪雲が北陸を次々に通過中です。特に福井県や新潟県の上越、中越にかけて発達した雲が目立ち、積雪の急増している所があります。新潟県津南町では18～19時の1時間で10cmの雪が積もり、20時には積雪が127cmに達しました。

山沿いだけでなく市街地でも積雪が増えていて、新潟県上越市・高田は35cm、富山市で40cmを観測しています。雪が強まった影響で、上信越道は一部区間が通行止めになっています。(20時20分時点)

また、東北でも山沿いは積雪が増えていて、全国で最も多い青森県青森市・酸ケ湯は212cm、山形県大蔵村・肘折で133cmです。20時の時点で青森県や新潟県などに大雪警報が出ています。
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北陸ではこれから明日28日(火)の未明にかけて断続的に雪が降り、多い所ではひと晩で30～50cｍの雪の積もるおそれがあります。気温の低い夜間に雪が強まることで積雪が急速に増えて、車の走行が困難になることもありますので、立ち往生には警戒してください。

明日朝の段階で多くの雪が積もるため、除雪の必要が出てきます。朝は少し早めに起きて、除雪の時間を確保すると良さそうです。

明日の日中は寒波の峠を越え、次第に雪は落ち着いてくるものの、北日本を中心に積雪の増加が予想されますので、引き続き警戒が必要です。
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