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2022年は雪と寒さでスタート 年越し寒波が襲来の予想

2021/12/27 17:38 ウェザーニュース

来年2022年は雪と寒さでスタートとなります。大晦日から元日にかけて日本列島の寒波が襲来し、日本付近は冬型の気圧配置が強まる見込みです。

大晦日から強い寒気が南下

30日(木)頃に低気圧が発達しながらオホーツク海に進み、31日(金)大晦日からは上空に寒気が流れ込んでくる見込みです。1日(土)の元日にかけて寒気のピークとなり、年越し寒波となる可能性が高くなっています。

平地で雪になる目安の上空1500m付近で-6℃以下の寒気が日本列島の大部分を覆い、さらに強い-12℃以下の寒気が北日本から北陸まで南下する予想です。週末からの寒波と同じくらいの強さで、日本海側の広い範囲や太平洋側の一部で雪となります。

また、晴れる太平洋側も冷え込みが厳しく、東京都心など東日本や西日本でも氷点下の年越しの所が多い見込みです。初詣に出かける場合は防寒が必須で、日本海側はそれに加えて雪対策が必要になります。

初日の出は太平洋側で期待

初日の出マップ
元日は冬型の気圧配置となりますので、晴れるのは太平洋側が中心です。27日(月)のウェザーニュースの見解では、関東平野や北海道道東、紀伊半島、九州の太平洋で見られる可能性が高い予想となっています。

寒気のピークとなるため雪雲は日本海側だけでなく、瀬戸内側や太平洋側にまで広がるとみられ、東海や近畿などは雲のすき間からとなる見込みです。沖縄も寒気の影響を受けて、雲の広がりやすい元旦となります。

いずれのエリアも気温は低く、冷たい風も強めに吹きます。見に行かれる場合はしっかりと風を防ぐことのできる防寒具をご用意ください。
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Uターンラッシュも荒天のおそれ

週間天気図
冬型の気圧配置は1月2日(日)になると一旦弱まりますが、低気圧が発達しながら北日本を通過する予想です。3日(月)は再び冬型が強まって、北日本を中心に雪や風の強まるおそれがあります。

大雪や吹雪、強風によって、Uターンラッシュのピークのタイミングで交通機関に影響が出ることが考えられます。雪や風の強まる時間帯をしっかりと確認の上、移動の計画を立てるようにしてください。
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