日本のお正月の諺を英語で言ってみよう
▼一年の計は元旦にあり=New Year’s Day is the key of the year.
「一年の計は元旦にあり」は「1年の計画はその年の初めに決めるのがよい」という意味です。そこから転じて「物事は初めに計画や準備を整えてから実行しなさい」という意味で使われることもあります。
前者の「1年間の計画はその年の初めに決めるのがよい」を英語ではどういうのでしょうか。複数の英訳が考えられますが、次のようにいうこともできます。
New Year’s Day is the key of the year.
直訳すると、「元日はその年の鍵である」。意訳すると、「1年の計画はその年の初めに決めるのがよい」になりそうです。
▼笑う門には福来(きた)る=Laughter is the key to happiness.
「笑う門には福来る」は「いつもニコニコと笑って暮らしている人の家には、自然に幸運が巡ってくる」という意味です。
これも複数の英訳が考えられます。一部を紹介しましょう。
Laughter is the key to happiness.
これは“New Year’s Day is the key of the year.”に似ていますね。 直訳すると、「笑いは幸福への鍵である」。確かに「笑う門には福来る」に通じます。
次のようにもいえます。
Fortune comes in by a cheerful home.
「幸運は楽しい家からやってくる」という意味。笑う門の「門」は家や家庭のことなので、“home”と訳すことができます。ただし、直訳して“gate”を当てることもあります。
“cheerful”を“merry”にして、
Fortune comes in by a merry home(gate).
でもよいでしょう。
ちなみに、この“merry”は“Merry Christmas”の“Merry”です。
「一年の計は元旦にあり」は「1年の計画はその年の初めに決めるのがよい」という意味です。そこから転じて「物事は初めに計画や準備を整えてから実行しなさい」という意味で使われることもあります。
前者の「1年間の計画はその年の初めに決めるのがよい」を英語ではどういうのでしょうか。複数の英訳が考えられますが、次のようにいうこともできます。
New Year’s Day is the key of the year.
直訳すると、「元日はその年の鍵である」。意訳すると、「1年の計画はその年の初めに決めるのがよい」になりそうです。
▼笑う門には福来(きた)る=Laughter is the key to happiness.
「笑う門には福来る」は「いつもニコニコと笑って暮らしている人の家には、自然に幸運が巡ってくる」という意味です。
これも複数の英訳が考えられます。一部を紹介しましょう。
Laughter is the key to happiness.
これは“New Year’s Day is the key of the year.”に似ていますね。 直訳すると、「笑いは幸福への鍵である」。確かに「笑う門には福来る」に通じます。
次のようにもいえます。
Fortune comes in by a cheerful home.
「幸運は楽しい家からやってくる」という意味。笑う門の「門」は家や家庭のことなので、“home”と訳すことができます。ただし、直訳して“gate”を当てることもあります。
“cheerful”を“merry”にして、
Fortune comes in by a merry home(gate).
でもよいでしょう。
ちなみに、この“merry”は“Merry Christmas”の“Merry”です。
2022年「やる気の出る」英語の諺
今年1年を前向きに歩むための英語の諺も紹介しましょう。
▼Where there's a will, there's a way.
この“will”は「意志」の意味で、“Where there's a will, there's a way.”は「意志あるところに道は開ける」と訳すことができます。
内心の意志は誰にも妨げられないものです。その自由意志に従って、道を切り開く。
「忙しくて、時間がないんだよ」
「人の目が気になって、自分のしたいことがなかなかできなくて……」
「やりたいことはあるけど、いつも長続きしないんだ」
……こうしたexcuse(言い訳)は胸に閉じ込めて、“Where there's a will, there's a way”の1年を意識してみてはどうでしょうか。
▼Easy come, easy go.
▼Slow and steady wins the race.
それぞれ「得やすいものは失いやすい」「ゆっくりで着実であると、競走に勝利する」という意味です。
Easy come, easy go.の“easy”は「簡単に、容易に」という意味の副詞です。「簡単に入るものは、簡単に出ていく」の意で、「得やすいものは失いやすい」と意訳できます。
Slow and steady wins the race.の“and”は“but”を使うこともできます。“but”だと「ゆっくりでも、着実に歩むと、競走に勝利する」といった意味になります。
人は誰でも簡単に得られることやものを期待しがちです。
ラクして大金持ちになりたい、努力せずに仕事や勉強ができるようになりたい……と思う人は多いでしょう。
しかし、Easy come(得やすいもの)は、easy go(失いやすい)であると、この諺は教えてくれます。
そして結局は、ゆっくりと着実に努力し続ける人が人生に勝利し(Slow and steady wins the race)、充実した人生を生きることができるのでしょう。
2022年、よい年にしたいですね。Good luck!!
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▼Where there's a will, there's a way.
この“will”は「意志」の意味で、“Where there's a will, there's a way.”は「意志あるところに道は開ける」と訳すことができます。
内心の意志は誰にも妨げられないものです。その自由意志に従って、道を切り開く。
「忙しくて、時間がないんだよ」
「人の目が気になって、自分のしたいことがなかなかできなくて……」
「やりたいことはあるけど、いつも長続きしないんだ」
……こうしたexcuse(言い訳)は胸に閉じ込めて、“Where there's a will, there's a way”の1年を意識してみてはどうでしょうか。
▼Easy come, easy go.
▼Slow and steady wins the race.
それぞれ「得やすいものは失いやすい」「ゆっくりで着実であると、競走に勝利する」という意味です。
Easy come, easy go.の“easy”は「簡単に、容易に」という意味の副詞です。「簡単に入るものは、簡単に出ていく」の意で、「得やすいものは失いやすい」と意訳できます。
Slow and steady wins the race.の“and”は“but”を使うこともできます。“but”だと「ゆっくりでも、着実に歩むと、競走に勝利する」といった意味になります。
人は誰でも簡単に得られることやものを期待しがちです。
ラクして大金持ちになりたい、努力せずに仕事や勉強ができるようになりたい……と思う人は多いでしょう。
しかし、Easy come(得やすいもの)は、easy go(失いやすい)であると、この諺は教えてくれます。
そして結局は、ゆっくりと着実に努力し続ける人が人生に勝利し(Slow and steady wins the race)、充実した人生を生きることができるのでしょう。
2022年、よい年にしたいですね。Good luck!!
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参考資料など
『スーパー・アンカー英和辞典 第3版』(学習研究社)、『早引き 場面別 ことわざ&四字熟語辞典』(ナツメ社)、『実用 ことわざ』(三興出版)、『広辞苑』(岩波書店)