JPCZ(日本海寒帯気団収束帯)に伴う活発な雪雲は昨日に比べるとやや北上しています。昨夜遅くからは濃尾平野が活発な雪雲の通り道になっていて、愛知県内でも市街地の道路で雪の積もり始めた所があります。

また、近畿は日本海側を中心に記録的な大雪となっていて、6時の積雪は滋賀県彦根市で73cm、京都府舞鶴市は62cmといずれも12月としては観測史上1位の記録を更新。京都市も2cmの雪が積もっています。

6時20分の時点で愛知県や京都府など9府県に大雪警報が発表中です。新名神や伊勢湾岸道など、一部の高速道路が雪で通行止めとなっています。雪が積もっていたり、凍結していたりする道路が増えていますので、朝の移動時は十分に注意をしてください。
» 最新の雨雪レーダー

JPCZに伴う活発な雪雲は、今日の日中から夜にかけてさらに北上し、北陸にかかる予想となっています。北陸では山沿いだけでなく、平野部でも局地的に1時間に10cmを超えるような激しい雪の降ることがある見込みです。

北陸の沿岸部や平野部を通る主要な道路の積雪が急増した場合は、立ち往生が起きて大規模な交通障害につながることがあります。雪の強い時間帯の移動はできるだけ避け、やむを得ない場合はしっかりと準備をするようにしてください。
» このあとの積雪予想を確認（会員限定）