現在、日本列島に襲来している寒波は、28日(火)には峠を越える見込みです。30日(木)頃に低気圧が北日本を発達しながら通過した後は再び寒気が流れ込み、大晦日の夜から元日にかけて最も南下する予想となっています。

元日の朝には平地で雪になる目安の上空1500m付近で－6℃以下の寒気が日本列島の大部分を覆う予想です。今回の寒波に比べると継続時間が1～2日ほどと短いものの、寒気の強さは同レベルが見込まれます。日本海側は大雪のおそれがあり、年越しのタイミングで移動を予定されている方は、十分な注意が必要です。

大晦日は日本海側だけでなく、大阪や広島なども一時的に雪が降る見込みです。全国的に気温は低く、最高気温は北海道や東北北部で氷点下、関東や西日本も5℃を少し上回る程度の予想となっています。

元日の朝は寒く、東京や名古屋でも氷点下となる予想です。昼間は大晦日に比べると少し上がるものの、真冬の寒さが続きます。

厳しい寒さの年越しとなりますので、初詣や初日の出などで外出をする場合は、しっかりと寒さ対策を行うようにしてください。
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