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明日にかけて積雪の急増や吹雪に警戒 交通機関への影響予測(26日更新)

ウェザーニュース交通気象センター発表

2021/12/26 14:31 ウェザーニュース

ウェザーニュース交通気象センターから26日(日)発表の気象による影響予測をお伝えします。

強い冬型の気圧配置はこれから明日27日(月)にかけてがピークで、断続的に強い雪が降る見込みです。北日本や北陸、西日本を中心に引き続き大雪となり、すでに交通機関に影響がでているところもあります。

<鉄道>新幹線は遅延、在来線は山沿いほど運転取りやめの路線も

新幹線の影響予測
北日本や北陸、西日本の路線を中心に大雪や強風のため、ダイヤに影響が出始めています。

【新幹線】
山形・秋田・北陸新幹線は雪の影響で27日(月)にかけて遅延が発生する可能性があります。

山陽・東海道新幹線は関ケ原周辺への雪雲の流れ込みにより、27日(月)午後にかけて遅延の可能性があります。

【在来線】
北日本や北陸、東海や中国地方の山沿いの路線を中心に大雪の影響で、すでに一部運休や運転見合わせが発生しています。28日(火)にかけて影響が残るところもある予想です。

また、東北の日本海側や北陸、瀬戸大橋線では強風の影響で、遅延や一部運休が発生する可能性があります。

すでに各鉄道会社から運行計画が発表されている路線もあります。電車を使っての移動を予定されている場合は、各鉄道会社のホームページなどで最新の運行情報を確認するようにしてください。

<高速道路>大雪により通行止め発生リスク大

高速道路の影響予測
北日本や北陸、関東や中国地方の山沿いを中心に大雪や吹雪となり、冬用タイヤ・チェーン規制や一部区間で通行止めとなる可能性があります。

【特に注意が必要な道路】
東北道、青森道、秋田道、日本海東北道
関越道、上信越道、磐越道、北陸道
東海北陸道、舞鶴若狭道、京都縦貫道
中国道、米子道、松江道

27日(月)にかけては、名古屋市を含む濃尾平野や近畿、四国や九州北部の一部では雪が予想され、普段雪があまり降らない地域でも積もる所があります。

年末の準備や帰省などで移動をする時は十分に注意をして、高速道路・一般道に限らず冬装備を必ず準備するようにしてください。

規制の有無などは高速道路会社から発表される情報を確認してください。

<航空>雪や強風で条件付き運航や欠航も

航空の影響予測
28日(火)にかけて雪や強風の影響で、北日本の空港を発着する便をはじめ、北陸や山陰、九州北部やセントレアなど広範囲で大幅な遅延や欠航、条件付き運航などの影響がでるおそれがあります。

その影響で、東京発着の便でも運航が乱れる可能性があります。

飛行機による移動を考えている方は、最新の気象情報を確認するとともに、航空会社から発表される運航情報にも注意してください。
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