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日本海側は大雪、吹雪に警戒 西日本でも大雪警報が発表

2021/12/26 08:15 ウェザーニュース

今日26日(日)は強い冬型の気圧配置となります。日本海側を中心に大雪警報、暴風雪警報が発表されていて、風も強く吹雪にも警戒が必要です。

また、市街地でも積雪が増加する強い雪になっていて、立ち往生や停電などのおそれもあります。

市街地でも積雪増加 滋賀県など西日本で大雪警報も

上空には強い寒気が流れ込んでおり、日本海側を中心に雪が降っています。今朝7時までの積雪深は、北海道上川地方にある幌加内町で133cm、山形県大蔵村肘折で93cm、新潟県・津南町では87cmを観測しています。活発な雪雲が次々に流れ込んでいる日本海側の一部のエリアは、わずか6時間で新たに30cmを超える雪が降り積もりました。

このあと寒気はさらに南下し、日本海側は断続的に雪が降り続く見込みです。富山市で28cm、山形市で15cm、金沢市でも13cmなど市街地でも積雪が増加してきました。車での移動は十分警戒してください。

7時の時点で北海道や東北、北陸の一部に大雪警報、暴風雪警報が、西日本の雪の強まっている滋賀県や鳥取県の一部にも大雪警報が発表されています。
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積雪急増による立ち往生などに警戒

雪風ピーク表
今回の寒波は週明けの28日(火)頃にかけて続き、日本海側の広い範囲で断続的に雪が降る見込みです。先週の寒波よりもさらに強い寒波で、また雪の継続時間が長いため、その分積雪は多くなります。

昨夜から28日(火)夜までで新たに積もる雪の量は、北陸の山沿いで1mを超える予想となっています。東北から山陰は内陸部の広い範囲で50cm以上が予想され、市街地でもドカ雪となる見込みです。

積雪が急増することによって、それまでは普通に通行できた道路でも走行が困難になります。なるべく荒天での移動は避けるようにしてください。
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参考資料など

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
福猫🍎さん