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週末から週明けは寒波襲来 クリスマス頃から大雪に警戒

2021/12/22 10:44 ウェザーニュース

今日22日(水)は北日本を中心に冬型の気圧配置になっています。北海道や東北の上空に流れ込んでいる強い寒気は、クリスマスの25日(土)頃から次第に南下し、日本列島の全体を覆う見込みです。

週明けにかけて寒波となり、広い範囲で大雪のおそれがあります。

25日(土)夜から冬型が強まる

今日は北海道の上空に強い寒気が流れ込んでいます。明日23日(木)~24日(金)にかけて北日本に寒気が居座り、日本海側を中心に雪の降りやすい状況が続きます。

25日(土)になると寒気は次第に南下し、平地で雪を降らせる目安の上空1500mで-6℃以下の寒気が日本列島のほぼ全域を覆う見込みです。さらに強い-12℃以下の寒気も北日本から西日本の一部を覆い、日本海側の広範囲で雪が予想されます。

26日(日)~27日(月)が雪のピーク

26日(日)の雪や雨の予想
寒気が最も南下する26日(日)頃をピークに、少なくとも週明けの27日(月)にかけては広範囲で断続的に強い雪が降る見込みです。北陸の山沿いでは多い所で1mを超えるような大雪となるおそれがあります。

また、近畿北部から山陰にかけての市街地でもまとまった雪が積もる予想です。車での移動は冬用タイヤや滑り止めが必要になる所が多いため、事前に対策が欠かせません。

寒気が強いため雪雲は日本海側だけでなく、太平洋側まで拡大します。特にJPCZ(日本海寒帯気団収束帯)の影響を受ける関西エリアは注意が必要です。

全国的に風も強く、吹雪によって視界が悪くなります。鉄道など交通機関への影響が出るおそれもありますので、年末で長距離の移動を予定されている場合は、最新の気象情報や運行情報をこまめにご確認ください。
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