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北海道は局地的に猛吹雪 視界不良や積雪急増に警戒

2021/12/22 09:18 ウェザーニュース

今日22日(水)は北日本を中心に冬型の気圧配置となり、上空には強い寒気が流れ込んでいます。特に低気圧が進んでいる北海道の日本海側は局地的に雪や風が強まり、猛吹雪に警戒が必要です。

一部に暴風雪警報が発表中

日本海を南下中の低気圧の周辺では雪雲が発達し、等圧線の間隔が狭くなって風も吹き荒れています。活発な雪雲は北海道の留萌地方や空知地方を通過中で、滝川市は9時までの1時間で4cm、3時間では13cm積雪が増加しました。

雪が強まっていることに加えて、沿岸部を中心に瞬間的には20m/sを超えるような風も吹き荒れています。猛吹雪となって視界が非常に悪くなったり、吹き溜まりができやすい状況です。

9時時点で北海道留萌地方と石狩地方の一部には暴風雪警報が発表されています。
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札幌市内も積雪急増や吹雪に警戒

22日(水)昼の雪の予想
低気圧は午後にかけてもゆっくりと南下するため、雪や風の強いエリアも南に移っていきます。昼前後は札幌市を含む石狩地方でさらに雪や風が強まる見込みです。その後は後志地方や檜山地方に活発な雪雲が移動していく予想となっています。

1時間に5cmを超えるような積雪の増加によって、路面状況が急速に悪化します。風も強く見通しが非常に悪くなりますので、車の運転時に吹雪になったら速度を落とすようにしてください。徒歩での移動も雪や風のピークを避けるようにすると良さそうです。
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参考資料など

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
きじとらしっぽさん