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冬至の日の出が「だるま朝日」に 高知・土佐

2021/12/22 09:07 ウェザーニュース

二十四節気「冬至」の今日22日(水)朝、高知県土佐市では海から昇る太陽が、海面付近でくびれた姿になりました。

このように太陽がくびれて見える朝日は「だるま朝日」と呼ばれていて、蜃気楼の一種です。

だるま朝日が見える原理

だるま朝日は、秋~冬、そして春にかけて目撃されることが多い現象です。

深夜から早朝にかけて地上の熱が上空へ逃げる放射冷却の影響で空気が冷え込み、比較的暖かい海面付近の空気の間に大きな気温差が生まれます。その温度差によって、人の目に届く光が曲げられる蜃気楼が発生し、昇りたての丸い太陽の下側にくびれができたようなゆがんだ形に見えるのです。

写真が撮影された土佐市に近い高知市では、今朝の最低気温が4.5℃となり、比較的暖かい海面との温度差が大きくなったために、だるま朝日が見えたと考えられます。

一日の気温差大きい

西日本の太平洋側は朝からスッキリと晴れています。このあとも九州や四国は晴れるところが多く、寒気の影響がないため気温が上がる見込みです。

15℃を超える地域が多くなり、太平洋側では20℃近い暖かさのところもあります。昼間は薄手の上着があれば過ごせるくらいの陽気です。朝との気温差が大きくなるので、服装で上手に調節をしてお過ごしください。
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参考資料など

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)ふぁーまあ土佐さん