今回の調査では、2021年1月1日〜12月20日の1時間毎の天気を集計し、6時〜18時における「晴れ」の天気が出現した時間をカウントしました。

1位は神奈川（横浜）で2475時間でした。年間のおよそ58%の割合、一日平均で約7時間晴れていたことになります。

2位は山梨（甲府）で2463時間、3位は東京（新宿）で2459時間でした。大阪は9位で2364時間、愛知（名古屋）は17位で2288時間でした。

特に東日本〜西日本の太平洋側に、晴れ率の高い地域が分布していることがわかります。今年に限らず、これらの地域は比較的晴天が多い傾向があります。

最も昼間晴れた時間が短かったのは、秋田で1702時間でした。

これは神奈川の7割未満にあたり、年間のおよそ40%、一日平均で4時間48分しか晴れていなかったことになります。

これは冬の期間に北西の日本海から次々と雪雲が流れ込んで日が差すことが少ないのに加え、夏も南西の日本海から湿った空気が流れ込んで曇りや雨の日が多かったことが影響しているとみられます。

一説には「秋田美人」といわれる理由のひとつは“肌が白く澄んでいるから”とされます。もしかすると、晴れている時間の少なさ故に、生活環境での紫外線の影響の小ささが、これと関係しているのかもしれませんね。