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週間天気 クリスマスは傘がお守り その後は寒波襲来で大雪警戒

2021/12/21 15:00 ウェザーニュース

■この先1週間のポイント■

・クリスマスはスッキリしない天気
・強い寒気で日本海側を中心に大雪に警戒
・週明けは関東も氷点下の寒さ

クリスマスはスッキリしない天気

24日(金)から25日(土)クリスマスにかけて、本州の南岸を低気圧が通過するため、全国的にスッキリしない天気となります。

西日本太平洋側や関東は雨の降る可能性があり、北日本日本海側も雪や雨が強まる可能性があります。

現時点では低気圧の進むコースと雨や雪の降り方などの予想に幅があるため、今後も最新の予報を確認するようにしてください。
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強い寒気で日本海側を中心に大雪に警戒

上空1500m付近の寒気予想 26日(日)9時
25日(土)に低気圧や前線が通過したあと、日本付近は冬型の気圧配置となります。上空には先週末以上の強い寒気が流れ込み、28日(火)頃まで居座る見込みです。

そのため、日本海側を中心に大雪や暴風雪に警戒が必要で、山間部では激しい雪により、車の立ち往生が懸念されます。西日本の市街地でも積雪の可能性があり、雪雲の一部は太平洋側にも流れ込む予想です。防寒や大雪への対策などを行ってください。
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週明けは関東も氷点下の寒さ

26日(日)~27日(月)にかけては、関東上空1500m付近には-10℃前後の寒気に覆われる見込みです。このため気温も大きく下がって、寒さの底となる27日(月)の朝は特に冷え込む予想となっています。

東京都心の最低気温が-3℃、宇都宮市が-7℃の予想です。東京都心で12月に-3℃以下となれば1956年以来、-2℃台でも1976年以来になります。宇都宮市の-7℃台も1985年以来なく、12月としては異例の寒さになる可能性があるため、万全の寒さ対策をおすすめします。また、内陸部では水道管凍結のおそれが出てきますので、最新の予想を確認の上、対策を検討しておくと良さそうです。
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